「もしもの時に使えるサービス」開発
2019年6月18日
概要
最近、Google Cloud Platformをいじりながら、以前考えてたWebサービスをどうにか出来ないか考えてました。
ユーザー管理や権限周りを自前で作るのも大変なので、どうにか楽できないかと思っていたら、GCPのCloud IAMというやつを使って、ユーザー管理できそうなので、ちょっとずつ開発を始めようと思います。
作ろうと思ってるのは、一言で言ってしまうと、「エンディングノート」+αのWebサービスです。
「エンディングノート」のサービスはネットで調べた限りわりと有る事は有るんですが、利用者が亡くなった後に必要な膨大な量のタスク処理に焦点を当ててない気がしているので、その辺を強化したWebサービスを作ろうと思っています。死亡手続きと相続手続に伴うタスク管理ですね。
また、それに伴う家族関係の関連図の出力や遺言関係の管理等。色々やりたい事はあるのですが、ちょっとづつ整理して形にしていこうかと。
要件確認
開発に先立ち案ベースの資料(要件確認書)を作成してみました。
まずは自分の中にある思いを文章化して形にしていこうかと。
◆開発区分
- 新規
◆開発要望
- 新規事業立ち上げのため基幹システムの構築をしたい。
◆クライアント業務内容
- 利用者死亡手続き時、相続手続き時に必要な情報を予め収集保管し、家族間で共有するシステムを提供し
「もしもの時に使えるサービス」を目指す。 - システムは外部公開し、利用者に自由に使ってもらう。利用者からのシステムに関する質問対応、不具合の修正対応をする。
◆ITシステム化内容
- 死亡時、相続時に必要な情報を収集保管し、家族間で共有するシステム
- 利用者の家族関係登録
- 利用者の財産情報(口座、土地、建物、株等)登録
- 利用者の遺言書(自筆のもの画像データ)登録
- 相続人が分かる関係図出力
- 死亡時手続きタスクリスト登録
- 死亡時関係者への一括通知
- 相続手続きタスクリスト登録
- 相続税納税要否判定
- 葬儀社検索
- 墓所検索
◆ITシステム環境情報
- インフラはGoogle Cloud PlatformのCloud App Engineを使用
- ユーザー認証はGoogle,Twitter,FaceBook等のOAuth2を使用
- プログラムはNode.js、DBはMongoDBを使用
◆DBスキーマ案
// 利用者情報ドキュメント
var userInfo = {
_id : '',
family_name_kanji : [],
family_name_yomi : [],
first_name_kanji : '',
first_name_yomi : '',
birth_date : '',
marriage_date : [],
permanent_domicile : [],
// ~検討中~
create_date : '',
create_UserId: '',
change_date : '',
change_UserId: ''
};
// 利用者家族情報
var familyInfo = {
// ~検討中~
create_date : '',
create_UserId: '',
change_date : '',
change_UserId: ''
};
// 利用者財産
var userProperty = {
_id : '',
userInfoId : '',
type : '',
propertyName : '',
amount : 0,
description : '',
create_date : '',
create_UserId: '',
change_date : '',
change_UserId: ''
};
// 利用者遺言
var userWill = {
_id : '',
userInfoId : '',
image : '',
description : '',
create_date : '',
create_UserId: '',
change_date : '',
change_UserId: ''
};
◆ITシステム化可否判定
- 可
- 条件
- 開発人数:1
- リリース方式:段階的にリリースする
- 段階的リリース
- ユーザー認証、利用者家族関係登録
- 相続人関係図出力
- (以降順次機能リリース)
結び
まずは、機能設計とDB周りを進めたいと思います。
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